これで合格! 個人情報保護士

第48回試験解説:情報システムセキュリティ

第48回個人情報保護士試験の解答と解説です。

問題102 正答:イ

ユーザの識別と認証管理に関する問題です。

問題103 正答:ア

ユーザ認証の強化に関する問題です。

問題104 正答:ウ

パスワードクラックの手法に関する問題です。

すべてのパスワードの組合せを力づくで試行する手法は、ウのブルートフォースアタックです。

問題105 正答:イ

アクセスの制限・制御に関する問題です。

アクセス失敗状況は不正アクセスを試みた痕跡である可能性があります。したがって、これを記録に含めないとする問題文Bは不適切です。

セキュリティレベルを維持するために、同時利用者数の制限を設ける必要があるとする問題文A、及び、アクセス記録に個人情報データを含める場合、その取扱いに注意が必要だとする問題文Cは適切です。

問題106 正答:ウ

公開鍵暗号方式に関する問題です。

送信者は受信者の公開鍵でメール文書を暗号化します。

秘密鍵は本人しか知りませんから送信者がこれで暗号化することはできないのです。

したがって、空欄aには「受信者」(Y)、空欄bには「公開鍵」が入ります。これだけで正答はウとなります。

受信者は自身の秘密鍵で復号化します。したがって、空欄cには「秘密鍵」が、空欄dには「Y」(受信者)が入ります。

問題107 正答:ア

ユーザ認証の方式に関する問題です。

サーバがクライアントにチャレンジを送信し、クライアントがサーバと共有するルールに基づきハッシュ値(空欄b)を算出してレスポンスとしてサーバに送り返すユーザ認証方式を「ワンタイム・パスワード方式」といいます(空欄a)。

上記の「クライアントとサーバが共有するルール」が暗号鍵に相当します(空欄c)。

問題108 正答:イ

生体認証の方式に関する問題です。

選択肢ア~エの中で、生体認証に用いられるのはイの指紋とウの声紋です。

小型スキャナで読み取ること、湿気等に認証度が左右されるという記述から正答はイの指紋ということになります。

問題109 正答:ア

電子メールの脅威に関する問題です。

問題110 正答:ウ

ネットワークの構成例に関する問題です。

選択肢の中からネットワーク構成に関係のない用語を含むものを除外します。「ゲートキーパー」とは自殺防止の支援をする人のことです。「UPS」とは無停電電源装置(停電時に電気を供給し重要な精密機器の故障を防ぐ機器)のことです。したがって、これらを含むア、イ、エは不適切ですので正答はウとなります。

念のため、ウが正しいことを確認します。

問題111 正答:エ

不正プログラムとその対策に関する問題です。

身代金要求型ウイルスなどとも呼ばれるのは「ランサムウェア」(空欄a)です。

その対策として挙げられるのは、OSやソフトウェアに対する「更新プログラムの適用」(空欄b)です。

万が一感染してしまった場合に備え、重要なファイルは「こまめにバックアップ」(空欄c)しておくようにすべきです。

問題112 正答:ア

経産省「情報セキュリティ管理基準」のマルウェア対策に関する問題です。

問題文Aについて。認可されていないソフトウェアの使用を防止するための管理策としてホワイトリスト化は有効です。ホワイトリスト化された=認可したソフトウェアしか動かないようにするものだからです。したがって問題文Aは正しいです。

問題文Bについて。予防または定常作業としてコンピュータ及び媒体をスキャンすることはマルウェア対策として有効です。したがって問題文Bは正しいです。

問題113 正答:ウ

スパイウェアがインストールされた場合の現象に関する問題です。

スパイウェアは感染したパソコンやネットワーク内の情報を不正に流出させるプログラムです。これに感染すると、ポップアップ広告が頻繁に表示される(ア)、ダウンロードした覚えのないコンポーネントがブラウザに追加される(イ)、メールアドレスを知らせた覚えがないのにメールが送られてくる(エ)といった現象が生じえます。

印字の(ウ)はスパイウェアに感染しても生じません。

問題114 正答:ア

ネットワークを経由した攻撃に関する問題です。

問題115 正答:イ

無線LANのセキュリティ対策に関する問題です。

問題116 正答:ウ

情報システム変更に伴うセキュリティ侵害に関する問題です。

問題117 正答:イ

ハードディスクの廃棄に関する問題です。

適切なのは、イの専用のデータ消去ツールを用いる、です。

問題118~120 正答:順にア、イ、ウ

暗号化技術に関する問題です。

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