これで合格! 個人情報保護士

第50回試験の感想と教訓

易化していないような。。。

第49回で合格基準点引き下げ措置があったので易化するだろうと予想しましたが、難易度は全然変わってないように感じました。

以下、次回以降の受験生のために感想と教訓を残しておこうと思います。

やっぱり過去問

おおざっぱに言うと、過去に何度も問われている事柄を再び出題している即答すべき問題が80問くらい、過去問を一ひねりしていたり少し踏み込んでいてちょっと迷う問題が30問くらい、初お目見えで過去問をつぶしていただけでは対応できないかなという問題が10問くらいでした。

仮に、「即答すべき問題」を確実に得点すれば残りの問題は正答率25%くらいでいいわけです。4肢択一形式の問題が多いので、25%はあてずっぽと同じです。過去問をしっかりつぶして即答すべき問題を確実に得点するのが合格の必要条件かと思います。

平成27年改正事項は丁寧に勉強しましょう

個人識別符号、要配慮個人情報、匿名加工情報といった改正事項はよく出題されます。

しかし、改正法施行後に実施された試験はまだ4回しかありません。つまり、過去問で出題されつくしているとは言えないわけです。

過去問とは違った角度から聞いてみたり、少し踏み込んで出題してみたりという可能性がありますので、そいういう問題に対処できるように丁寧に勉強しておくことをお勧めします。

「公認テキスト」は必読

公式テキストのオフィスセキュリティの項にRAIDの解説はありません。これが第49回試験で出題されて驚いたのですが、第50回試験ではさらに詳しく聞かれました。

しかし、公認テキストには1ページ割いて説明があります。公認テキストで勉強していた人はできましたね。

同様に、第49回試験で(おそらく)初登場のキャッシュポイズニングが第50回試験でも繰り返し出題されました。これまた公式テキストには記載がありません。しかし、公認テキストには(たったの5行ですが)説明があります。

改めて公認テキストをながめると課題IIの問題は公認テキストをもとに作っていることが想像できます。

不正アクセス禁止法、ボットハーダー、PKI、CA、ARP、VLANなど、他のテキストには書かれていないことが書かれていて、しかも試験の問題文はほぼ公認テキストそのままです。

第51回試験も公認テキストを下敷きにして出題されるかは分かりませんが、公認テキストを使わないわけにはいかなくなったと思います。

こちらです。

 

 

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