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試験について

ガイドラインを読みましょう

ガイドラインを読めば得点アップ

市販のテキスト以外でも非常に良い教材があります。個人情報保護委員会などが策定しているガイドラインです。ガイドラインを読んでおくと合格がより確実になります。

おすすめ理由1:丁寧かつわかりやすい

ガイドラインは、事業者が個人情報の適切な取扱いを間違いなく行えるよう個人情報保護法等を理解させる目的で策定されるものです。

具体例が豊富で、法律の抽象的な文言が「要するにこういうことです」とわかりやすく具体的に解説されています。

なので、テキスト等でなんとなくわかったような気になっていることがよりはっきりと理解できることがあります。

おすすめ理由2:試験によく出る

ガイドラインの記述がそのまま試験に出ることがしばしばあります。

例えば、匿名加工情報の「個人情報を復元できないようにした」とは「あらゆる手法によって復元することができないよう技術的側面からすべての可能性を排除することまでを求めるものではない」のかどうかが第48回試験の第12問で問われていますが、これは個人情報保護法ガイドライン(匿名加工情報編)の4ページに記述されています。

「復元できない」とはどういうことかについては、実は公式テキストにも記載がありません。ガイドラインを読んでいなかった受験生は試験会場で考えこむ、読んでいた受験生は即答できる、ということになります。

おすすめ理由3:実務でどのみち必要になる

個人情報保護士試験の受験生は個人情報の取扱い担当者または担当者になろうとする方が多いのではないでしょうか?

前述の通りガイドラインは事業者に向けて書かれたものですから、実務担当者としてはこれを読んでおく必要があります。

必読ガイドライン

私がおすすめするガイドラインは下記です。

個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)

このガイドラインは、事業者が個人情報を適切に取り扱うことができるように、個人情報保護法全般について解説したものです。

https://www.ppc.go.jp/files/pdf/guidelines01.pdf

特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)

このガイドラインは、マイナンバー法施行にあたり、事業者が具体的にどのような取り組みをするとよいのかについて解説したものです。

https://www.ppc.go.jp/files/pdf/my_number_guideline_jigyosha.pdf

個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(匿名加工情報編)

匿名加工情報関連はこれを読めばよくわかります。

https://www.ppc.go.jp/files/pdf/guidelines04.pdf

その他のガイドライン

その他のガイドラインは、個人情報保護委員会の以下のページから閲覧することができます。「外国にある第三者への提供編」、「第三者提供時の確認・記録義務編」などがありますので余力があるようでしたらどうぞ。

https://www.ppc.go.jp/personal/legal/


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