実際に手に取って選んでみました。
書店には個人情報保護士試験向けの書籍がたくさん売られていてどれにしようか迷いませんか?
みなさんの時間節約のため、実際に購入し比較してみました。
その結果選んだのが下記の2冊です。
最良の過去問集
なぜこの問題集をおすすめするのか?
この問題集が個人情報保護法改正後の問題だけを集めたものだからです。
平成29年5月末に改正個人情報保護法が全面施行となったため第47回試験(平成29年6月実施)から課題Iの出題内容が大きく変わりました。
法律改正によりそれまでは存在しなかった概念が問われるようになっただけではなく、古い過去問の中には出題時から答えが変わってしまい改題が必要になったものもあるのです。
したがって、古い過去問集を使う場合は法律改正の影響を受けていないか注意しなければなりません。
その点でいいますとこの過去問集は第47回試験以降の問題ばかりを集めたものなのでそのような心配は無用、ということになります。
新・定番テキスト
このテキストは他のテキストと比べると分量が多いので、敬遠する受験生が多いかと思います。
しかし、第49回試験、第50回試験ではこのテキストだけが解説している事項が多く出題されました(特に課題II)。
第49回試験、第50回試験で合格基準点の引き下げ措置が行われるほど受験生の得点が低かった理由の一つは、おそらく利用者が多くはないであろうこのテキストを出題のタネ本にしたからではないかと思っています。
第51回試験でもこの傾向が続くとは限らないのですが、合格可能性を高めたいのであればこのテキストを無視することはおすすめしません。
ただ、698ページもあるので1ページ2分のペースで読んだとしても通読に23時間かかります。
まずは、上の問題集を完全につぶして基本事項・既出事項を即答できるようにする。
それから、このテキストを眺めてなじみのない用語があればそこだけ熟読する、という使い方がいいのではないかと思います。
スマホアプリという選択肢も
なるべく新しい過去問を解いてみるのが試験攻略の近道です。
しかしながら、上でご紹介した公式問題集も改版が丸1年止まっています。つまり、一般の受験生が入手できる「最新の」問題集は1年以上前の過去問ということになってしまいます。
試験実施団体の公開模試を受験すれば、おそらくより新しい過去問に触れられるものと思いますが、諸事情により受験できない方も多いでしょう。
そのような場合、過去問を素材にしたスマホアプリを使ってみる、というのも一案です。
おすすめは、アイデアルネット社の「1日5分個人情報保護士認定試験 特訓アプリ」です。
直近の第54回の問題も収録されたようですし、有料である分広告表示に勉強の邪魔をされることもありません。
詳しくは、下記をご参照ください。